昨日の投稿でアップするのを忘れてました。
上の写真でグラウンドエイドのステージに並んでいるのが野球場づくりを一緒にはじめたメンバーです。
ちなみに、このステージも手づくり。
ビールのケースを並べて土台にしたのですが、下が元畑ですから軟弱でふわふわ。
演奏したバンドはさぞややり難かったことでしょう。
動くたびにゆっさゆっさ揺れて…、その浮遊感はあのときのメンバーの心境そのものでもあったのですが。(笑
お揃いのTシャツ(中にはへそ曲がりもいますが)の胸にあしらってあるのはトウモロコシのイラストとロゴ。
そうです、会の名称は「とうもろこしの会」としました。
映画「フィールド・オブ・ドリームス」で主人公が野球場にしたのが自分のトウモロコシ畑。それにちなんでのネーミングです。
勇ましくもなく気張ってもいない、なんともいえない脱力感が会の性格をあらわしているようでお気に入りでした。
どんなメンバーが集まっていたかというと、おかしな連中です。
後日、ドリームフィールドができるまでのノンフィクション「わしらのフィールド・オブ・ドリームス」を書くことになるのですが、「登場人物がおかしすぎてリアリティがない」なんていう苦言を呈されたほど異色のキャラがそろってました。
そんな連中が夢に浮かされたように大地と戯れていたのですから、リアリティが欠如して見えたのもしかたがないことかもしれせん。
職種はコピーライターにデザイナー、広告制作会社社長もいれば、ゼネコンの社員や保険の営業、そしてアパレル関係に勤めるマッチョに画材屋さんと、多種多彩。
このイベント当日に入会した一級建築士もいたりで、当初は15人くらいのメンバーではじめました。
それからも随時メンバーは増えていきましたが、それぞれの職種やキャラクターが見事にはまって、また特殊な技能が発揮されて野球場ができあがっていくのですね。
イベントのチケット売りやスポンサー集めは顔の広い保険屋さん、グラウンドの測量は一級建築士とか。
広告制作会社の社長なんかは、へたな歌でメンバーを励ましてくれたり、と。
「七人の侍」ではありませんが、必要なときには適任者があらわれる、そんなことを実感しました。
コトが成って行くダイナミズムとでもいうんでしょうか、夢を実現するまでのストーリーをきちんと描ければ、現実がそのようになってきてくれるという…。
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