2016年11月2日水曜日

断食はつづく


断食4日目、だったかな。
もう浮き世離れしちゃって、曜日もわかりません。

でも集中力は研ぎすまされてきましたね。
早朝に起きて、今度刊行される予定の電子書籍「球場巡礼・西宮球場」の校正をしたのですが、難なく、そんな感じでやっつけてしまいました。

この感覚、この反応は断食を経験したことのないひとにはわからないでしょうね。
なんともいえない爽快感というか至福感とでもいいたいような境地。

でもさすがに、そのあとのシロとの散歩ではふらつきました。
エネルギー枯渇してきたかな、という感じです。

でもここから意外と頑張れるんですね。
というより、ここからが断食の醍醐味というか効果が体感できる佳境といっていいでしょう。

おや?、おやおや?、という変化が実感できます。

きのうの夜は最悪でした。
好転反応が出たんでしょう、頭は重たいし気分は悪いしで。

いまはそれが嘘のように快適です。
散歩で軽い運動をしたのもよかったのでしょう。

絶好調とまではいきませんが、頭のなかの薄靄が晴れた感じ。
すこし口内が舌苔でねばついているのが気になる程度です。

きょうになってようやく本格的な断食モードになってきたというところです。
すこし空腹感が襲ってきたりして、たまに「食べる」ことが頭をよぎるようになりました。

きのうまでは、逆に腹がどんどん膨れてきて満腹感がぬけませんでしたから。

食を断つと腹が凹むんじゃなくて、しばらくは膨れます。
からだの奥でひっそりと惰眠をむさぼっていた脂肪が、叩き起こされて燃えはじめるからでしょうか。

いまも膨らみはあって「腹に異物がある」という感じはぬけません。
でもその膨らみが急激に縮みはじめているような……。

おや?、おやおや?、です。

「勝手にいつまでもやってろ!」

そうお思いの方も多いでしょうが(笑、日曜日には友人たちとの家族ぐるみの会食の約束があるので、残念ながらぼちぼちもどしていくつもりです。

ただその会食というのが、お好み焼きなんですね。
小麦粉のクレープに小麦粉で作った麺を入れて焼く、あれです。

グルテンフリーのぼくにとっては、できれば避けたいもの。
食べた後のつらさ、気分の悪さが思い起こされて、気持ちがブルーになりそうですわ。

家では米粉のクレープに小麦ではない麺で作ってますから、「米粉持ってこうよー」と同居人にダダをこねたら、「面倒だし、迷惑でしょ」と一言の元に拒否されてしまいました。

いまこうして味わっている至福感、爽快感が、一席の宴で台無しになるかと思うと気も重くなろうというものです。











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