4月7日の試合
東京 000000001-1
広島 10200001X-4
勝 加藤1勝 S 中崎1勝1セーブ 負 石川1勝1敗
ルーキー初登板でノーヒットノーラン!
9回1アウトから山田に四球を与えた直後、132球目をバレンティンにレフト前に運ばれて、加藤投手のノーヒットノーランの夢は砕かれ、その直後に雄平に一二塁間を破られるタイムリーを喫して完封も消えてしまった。
そして中崎投手に交代となって、残念ながら完投も消えた。
ただルーキーながら9回途中まで投げたタフさは賞賛されてもいいだろう。
プロ初登板初先発で初勝利も快挙。
カープのルーキーとして、先発登板の順は床田投手に譲ったが、初勝利は先に獲得してドラフト1位指名の面目を保った。
カープのルーキーとして、先発登板の順は床田投手に譲ったが、初勝利は先に獲得してドラフト1位指名の面目を保った。
本来であれば、きょうはジョンソンが先発予定だった。
そのジョンソンが咽頭炎で離脱して巡ってきたチャンスを、ルーキーの加藤投手はきっちりものにしてチームに孝行してくれた。
勝利の女神の後ろ髪を、あの逞しい腕でグイと引っ掴んでみせたルーキー加藤投手。
「あっぱれ!」をやってください、段原中学校先輩の張本さん。(笑
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実は明石であったオープン戦で加藤投手のピッチングを見ていた。
先発のマウンドに彼の姿を見たとき、「あのベテラン投手は誰や?」と首を傾げたほど貫禄のあるマウンドさばきだった。
ピッチングはテンポよく、グイグイと押しの一手。
生きのいいボールに相手バッターはまったく手が出ず、そうかと思えばで四球を乱発して、独りで野球をやっているような印象だった。
そのピッチングスタイルが、きょうの試合でも遺憾なく発揮されていた。
9回の1アウトまでノーヒットながら、四球は7つも配給。
それでもバックの守りのリズムが悪くならないのは、加藤も孝行息子だからか?(笑
いやいや、きっとピッチングで逃げての四球ではなく攻めての結果だからだろう。
2、3本はヒットになっていてもおかしくなかったが、バックの好守があっての“途中までノーヒットノーラン”だった。
これで加藤投手は今季のローテーションの一角を担う権利を得た。
勝ち星もかなりあげそうだ。
ただ個人的な見解だが、将来的には加藤投手は中継ぎにおさまるように思う。
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