2017年4月5日水曜日

「相性の証明」

4月4日の試合

広島 040-7

中日 10-1

 勝 野村1勝
 負 若松1敗
 本塁打 エルドレッド1号 溝脇1号


中日の先発は右腕の若松。

なのにレフトのスタメンは松山ではなくエルドレッドだった。

「なぜ?」

その理由は「相性がいいから」だ。

結果はこの通り。

さっそくエルドレッドは、第1打席に先制の2ランホームランを打っているが、そのボールは「彼が苦手としているはず」の外角に逃げて落ちるカーブだった。

まあホームランなのだから、「うまく打っている」わけだが、若松投手のそれはスピードといい曲がりの角度といい、エルドレッドのスイングにドンピシャ。

彼の軌道にボールが合わせてくれているようなボールだった。




「相性ってあるんですね」

よく聞くセリフだが、こんなシーンを見ると「相性」というのが感覚ではなく合理的な理由があることがよくわかる。

それにしても、エルドレッドはオープン戦での不調が嘘のように手がつけられなくなってきた。

「いいときのエルドレッド」全開だ。

ここまでの打棒を見せられたら、もうスタメンからははずせないだろう。
右ピッチャーも左投手も関係ない。

しばらくレフトはエルドレッドでいくことになりそうだ。

おっと、そうはいってもエルドレッドにとって「相性が悪い」ピッチャーもいるから、そのときどうするか…










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