4月8日の試合
東京000000001-1
広島02000000X-2
勝 岡田1勝 S ジャクソン1セーブ 負 小川2敗
この日勝って、カープは6連勝。
6勝1敗1分の勝率.857でジャイアンツとならんで首位に躍り出た。
先発の岡田投手が8回1/3を1失点に抑えて今季初勝利。
完投は逃したが投球数147までマウンドで粘ったのは、あっばれ。
点差がもうすこしあれば完投ペースだったわけで、ご立派のひとことだ。
これで後輩ドラ1の加藤投手に先を越された初勝利に、1日遅れで追いついた。
ファンがある選手のファンになるのには、各人各様の理由があるだろうが、岡田投手がグルテンフリーだと知って、にわかに好きになった。
「いってるだけでしょ」と同意を求めた知人には一蹴されたが、もしそうだとしてもその意識を持っているだけでも素晴らしい。
それはさておき、前日の加藤投手のノーヒットノーラン崩れの135球といい、岡田投手の147球といい、このところのカープベンチは「100球の球数制限」が過去の遺物になったかのごとくだ。
球数制限の善し悪しは、いろいろ議論があるところだろう。
しかし、ある数字を目安に機械的に投手をマウンドから降ろしてしまうという間の悪さが、リズムとタイミングを旨とする野球というスポーツから魅力をそいでいることは否定できない。
弓の弦をぎりぎりまで引き絞るような緊張の瞬間まで見せてくれるような、このところのカープベンチの采配には、心地よさすら覚えている。
「野球をやっている!」
そんな当たり前のことを、しみじみと感じるのだ。
そうそう、先制点を奪ったあの場面もそうだ。
2回裏、2アウト一、三塁の場面で一塁の安部が二盗。キャッチャーが二塁に送球する間に三塁走者の新井がホームスチールしての重盗であげたシーン。
こんなことをフツーにやってしまうところに感心してしまうのですね。
野球をやってるよ、こいつら!
あの初優勝した1975年のカープの以来かな、重い果実を手にしたようなこんな充実した興奮を感じているのは。
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